この記事では、日本画家上村松園さんについて記された、「上村松園の魅力」という本について紹介します。

 

目次

  1. 上村松園さんとは?
  2. 本の特徴
  3. 松園さんの言葉
  4. 本の感想

 

1. 上村松園さんとは?

上村松園さんは、女性初の文化勲章を受賞した日本画家です。
私が上村さんと知ったのは、愛知県の名都美術館で知りました。

 

2. 本の特徴

この本の特徴は、松園芸術の下絵を中心した作品や松園の考えを
解説している点です。

本来、下絵は作家が見せたくないところです。

しかし、その下絵を見ることで、作家の製作に打ち込んだ苦悩や想いを知り、違った側面で、絵画を知ることができます。

 

3. 松園さんの言葉

言葉①

「日本画にこれがなかったら、日本画というものは無いと言っても
いいかも知れません。でありますからこの線一つでその絵が生きも
死にも致します」

松園さんは、絵において線の大切さを述べています。
下絵を見ると、何度も描き直していることがわかります。

 

言葉②

「よいものを描くには、様々な研究をしなくてはならないことは言うまでもございませんが、一番に必要なのは「信念」というか一つの「気魄(きはく)」であろうと私は思っております。」

 

松園さんは、構想を練るときから、「これは必ずよいものができる」という信念を持つことを大事にしていたそうです。

 

何かを表現する上で、表現している本人が強く「良い」と思うことがスタートです。

その強い想いが作品を完成へと導いてくれるというのは、よくわかります。

 

言葉③

「画を作ることは、実際苦しいことです。ですけれど、作家としては、その苦しみを楽しむのではなくしては、いけないと思います。」

 

絵の道は、決して楽なことばかりではないですが

何かを生み出すということは、どの世界でも同じではないでしょうか。

 

その苦悩を、どう楽しんでいくか。

人生でも同じことが言えると思います。

 

でも、その過程が楽しいものであり、続けているということは、好きなことだったということ

 

私は、絵の道は、こうでなくてはならないとは思っていません。

でも、一流の作家でも苦悩しているので、作品をあと一歩進化させたいと思う人への手助けになると思いました。

 

4. 本の感想

本にある上村松園さんの言葉の一部を抜粋させていただきました。

画家としての苦悩は、絵を描かれている人以外にも共感できる点もあったのではないかと思います。

私も、本での言葉を糧に作品製作に打ち込んでいきたいと思います。

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