絵の初心者向けに、美術解剖学を取り入れたわかりやすい方法で人の目を描くコツを紹介。
東洋人と西洋人の骨格の違いを中心に解説します。
美術の世界で描く喜びは、誰もが一度は感じたことがあるはず。
絵を描いている人なら、一度は挑戦してことがあると思われるモチーフ。
それは、人物画です。
私は、小学生の時、漫画を描くことが好きで、キャラクターとして人は欠かせませんでした。
そんな人を描く上で、重要なポイントになるのが目です。
今回は、専門的な知識がなくても取り組める美術解剖学を活用した、
人の目の描き方についてお伝えします。
解剖学の視点で、東洋人と西洋人の目の違いを解説していきます。
これから絵の世界に足を踏み入れる初心者の方々にも、楽しく学べる内容となっています。
1. 頭蓋骨と人の目の関係
人の目を描く際に最初に大切なのは、基本の形を把握することです。
目は、頭蓋骨の眼窩(がんか)という穴の中で守られています。
上斜筋、上直筋、外側直筋、内側直筋、下直筋、下斜筋という6つの筋肉利用して動かしています。
さらに眼窩は、下図のように外側に10°傾いています。

目が眼窩にあることから、目の周りは、赤字に示すように四方に窪みができます。
2. 東洋人と西洋人との目の構造の違い
次に東洋人と西洋人との目の構造の違いについて解説します。
左が西洋人で右が東洋人の目です。

西洋人は、東洋人に比べて、上まぶたが薄く、二重まぶたで彫りが深いです。
一方、東洋人は、西洋人に比べて、上まぶたが厚く、彫りが浅いです。
東洋人が、西洋人に比べると、幼く見えるのは、まぶたの厚みによるものです。
逆にまぶたが薄いと、少し老いて見えます。
3. まとめ
美術解剖学を取り入れることで、絵の初心者でも人の目をリアルに描くコツを掴むことができます。
今回は、一般的な東洋人と西洋人という視点で解説しました。
ただ、日本人の中でも、彫りが深い人もいます。
そんな時は、描きたい人をパッとみた時に感じる印象を、解剖学の知識を活かして表現すると良いと思います。
美術解剖学の知識を駆使して、楽しく上達していきましょう。