「ものの形を取るのが難しい」
とお悩みの方は必読の記事です。
今日は写真からトレースして、ものの形を描く簡単な方法を
ご紹介します。
1. 下絵とトレース
下絵とは、色を塗る前に物の形を描くことです。
下絵の一般的な方法は、実際のモチーフや写真を見ながら形をとる方法があります。
ただし、絵を始めたばかりで、形をとるのに自信がない方でもできる方法があります。
それは写真をトレースする方法です。
トレースは、トレーシングペーパーを使います。
トレーシングペーパーとは、半透明な紙で、写真を見ながら、描き写すことができます。
2. トレースの方法
まず、描きたいものをトレーシングペーパーに描き写します。
今回は、トマトの写真を題材にします。

トレーシングペーパーに写すと下記のようになります。

次にトレーシングペーパーの裏に2Bの鉛筆を塗ります。

本番用の紙の上に、トレーシングペーパーを表にして重ね、
テープで固定します。
そして、色付きのペンや鉛筆で下絵をなぞります。

なぞるとき、筆圧が強すぎると、本番用の紙を傷つけてしまいますので、気持ち弱めでなぞると良いです。
最後に、トレースしたら、鉛筆線は練り消しゴムで薄くします。
練り消しゴムを棒状にして、コロコロと紙の上を転がすと
薄くなります。

これで下絵は完成です。

3. 最後に
今日は、トレースを使った下絵の描き方を紹介しました。
絵は、実際のものを見て、フリーハンドで描くことが基本にあります。なぜなら、写真ではレンズの歪みなどがあり、完全に実物を再現できないからです。
また、多少、形が崩れていても、作者の個性が作品に表れて、魅力的な作品になることがあります。
そういった点では、トレースはあまりお勧めすることではありませんが、絵を描きはじめたばかりで、うまく形が取れない方は、形をとるために、トレースを使うことは良いと思います。
絵は描きたいものを描き、楽しむものですからね。
トレースを使ったことがない人、形をとることが苦手な人は、一度、試していただけると嬉しいです。